「買いたくなる気持ち」って、どうつくるの?

「試合を観る」と「スタジアムで買い物をする」がつながると、観戦はもっと楽しくなります。RB大宮アルディージャが学生に託したのは「スタジアムで『買いたくなる気持ち』をつくろう」という課題。学生たちは企画を磨き上げ、真夏のNACK5スタジアム大宮でイベントを実現しました。サイン入りユニフォームが当たる抽選会の舞台裏に迫ります。

<p>「試合を観る」と「スタジアムで買い物をする」がつながると、観戦はもっと楽しくなります。RB大宮アルディージャが学生に託したのは「スタジアムで『買いたくなる気持ち』をつくろう」という課題。学生たちは企画を磨き上げ、真夏のNACK5スタジアム大宮でイベントを実現しました。サイン入りユニフォームが当たる抽選会の舞台裏に迫ります。</p>

プロクラブから届いた「正解のない問い」

NACK5スタジアム大宮でのフィールドワーク。提供された課題に対してどのような解決策が考えられるか、実際の試合会場で糸口を探ります

NACK5スタジアム大宮でのフィールドワーク。提供された課題に対してどのような解決策が考えられるか、実際の試合会場で糸口を探ります

聖学院エッセンシャルズ(全学共通科目)のキャリアデザイン科目「インターンシップPBL型」は、企業から課題をいただき、解決策(案)を提示する授業です。聖学院大学では2024年度から、RB大宮アルディージャや埼玉上尾メディックスなど地元プロクラブと連携してきました。

今春、RB大宮アルディージャから届いたのは「スタジアムで『買いたくなる気持ち』をつくろう」という課題。まずはNACK5スタジアム大宮でのフィールドワーク。売店に人が並ぶ様子や、試合前後で売れるものの違いなど、実際の会場でお客さんの動きを観察しました。「買いたくなった瞬間はどこにあるのか」、そのヒントを探しに行きました。

「1,500円のお買い物で、抽選会に参加できます」

学生たちがたどり着いた答えは、スタジアムグルメと抽選会を組み合わせたコラボイベントです。1,500円以上お買い物をしたレシートを提示すると、抽選会に参加できます。当たるのはサイン入りユニフォームなどの豪華景品。当選番号は大学の公式インスタグラムで発表し、試合終了までに景品を引き換えます。

アイデアはプレゼンで何度もブラッシュアップを重ね、ついに採用が決定。そごう大宮店の前では、チラシを配ってイベントを告知するPR活動にも挑戦しました。自分たちの企画を、初めて街の中でアピールする経験です。

7月25日、真夏のスタジアムで本番を迎えた

いよいよ本番は7月25日(土)。FCバイエルンWOMENとの国際親善試合が行われたNACK5スタジアム大宮に、学生たちの特設ブースが登場しました。「レシートをお願いします」「抽選はこちらの列でどうぞ」——声をかける学生たちの表情は真剣そのもの。サポーターの皆さんが景品を手に笑顔になるたび、手応えに変わっていきました。

試合後には、授業を担当する吉川臨太郎先生と学生が、FM NACK5の番組『N-FIELD』に出演。本番での経験や、授業を通して学んだことを語りました。

コラボイベントの参加者にアンケートを実施しました。寄せられた声の一部をご紹介します。参加者の声|当日のスタジアムで届いた、サポーターの声

  • 「このイベントのおかげで、スタジアムグルメを買ったので、とても良いイベントだと思います」
  • 「人の購買意欲をくすぐるいい企画だと思う」
  • 「抽選への参加条件の値段設定がちょうど良く、初観戦者も気軽に参加できる内容でとても良いと思った」
  • 「学生さんが一生懸命アピールしている姿が素敵でした」

    学生の声|真夏の本番を終えて、学生たちが学んだこと

    和田さん(心理福祉学科4年):事前調査で、普段1000円ちょっとしか買わない人に「あともう一品」と思ってもらえる企画を考えました。当日は、知らないお客さんが多く、暑い中声を出してアピール。自分から声をかけてブースに来てもらえた手応えは大きかった。将来は、関わった人に「この人がいて良かった」と思ってもらえる働き方をしていきたいです。

    小西さん(子ども教育学科4年):景品は、誰でも違和感なく使えるものをみんなで話し合って選びました。当日は声出し担当で、「どこのブースですか?」と聞き返してもらえて嬉しかったです。景品を渡す瞬間の笑顔が印象的で、目の前の人を笑顔にできた喜びがありました。将来はこども教育学科の学びを生かして、子どもたちを全力で笑顔にしたいです。

    Photo Gallery

    企業や地域と手を取り合い、社会の課題を自分たちの手で解決していく

    「買いたくなる気持ちって、どうやってつくるの?」。そんな答えのない問いに、本気で向き合う授業が聖学院大学にあります。

    授業を担当する吉川臨太郎先生は、こう話します。
    「当日は想定外のことが次々に起きました。最初は「これ、やっていいのかな」と私の顔色をうかがっていた学生たちが、1日の中で自分たちで判断し、「今こういう状況なので、こうしてもいいですか」と解決策を考えて提案できるようになったんです。1日だけでこんなに変わるのか——それこそがこの授業の醍醐味だと思います」

    教室でアイデアを考え、フィールドワークで確かめ、本番の舞台で試す。その過程で得られる「やり遂げた自信」は、あなたの将来を支える一生モノの財産になります。「自分に何ができるかわからない」というあなたこそ、聖学院大学で新しい自分に出会ってみませんか?一歩踏み出した先には、想像以上に熱い世界が待っています。

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