講義方式入試って、当日は何をするの?

講義方式入試は、大学の先生の講義を聞いてノートを取り、その内容を面接官に向けて発表する入試です。小論文とも、通常の面接とも違うので、どんな試験なのか想像しにくいですよね。高校3年生の12月に3期で受験した、政治経済学科2年の瀧澤凛さんに、当日の流れと準備したことを聞きました。

講義、ノート、発表、面接。当日の流れを先輩の体験で追う

瀧澤さんがこの入試を選んだのは、人と話すのが好きで、「話す力、聞く力、メモを取る力が今の自分にどれくらいあるのか、試してみたかった」から。
ただ、受験前は「堅苦しくて難しい授業をするんだろう」と身構えていて、知識をある程度入れておいたほうがいいのかと考えていたそうです。

①講義(30分)── 高校では受けない、大学ならではのテーマ

瀧澤さんが受けた講義のテーマは「埼玉の竜伝説」。「高校ではまず受けないような内容で、新鮮でした」と振り返ります。

先生が一方的に話すのではなく、途中で「質問ある?」と問いかけてくれる、柔らかい雰囲気の講義でした。受験生がどのくらいノートを書けているかを見ながら、話すスピードも調整してくれていたようです。

過去の講義例
・人生は物語~ヒューマンライブラリーから学ぶ多文化共生社会への道~
・資料から見直す戦後80年~現代社会と歴史学~
・人口問題について考えてみよう

②ノート(講義中+確認15分)── 自分が発表しやすいように書く

ノートの書き方に決まりはありません。瀧澤さんは、発表のときに自分が見やすいように、ペンとマーカーを使って書きました。

講義を聞きながら、ノートの端に「こうかもしれない」と自分の考えもメモ。講義のあとの15分の確認時間で、発表する内容を整理しました。

③発表(3〜5分)── あやふやな考えでも、「仮説」として伝えればいい

発表は、大勢の前ではなく面接官に向けて話す形式です。瀧澤さん自身、意見がはっきり固まっていたわけではありませんでした。
「あやふやでも、『こういう仮説を立てました』と伝えられればいいと思います。自信がなさそうに話すと、意見がない人だと見られてしまうかもしれないので、自信を持って話すことが大事です」

実は、最初の一言で噛んでしまったという瀧澤さん。それでも、発表は全体的にうまくいったと振り返ります。

④面接(15分)── 先生の笑顔で、緊張がほぐれた

面接では、調査書や自己カタログをもとに「なぜこの大学を選んだのか」などを聞かれます。緊張はしたものの、面接官の先生がずっと笑顔で、緊張している様子を見るとジェスチャーで和ませてくれたそうです。

入学後、授業でその先生に「面接したよね」と声をかけられたというエピソードも。

受け終えて、「大学の授業のイメージがガラッと変わりました」と瀧澤さん。いつもの高校の授業と同じ感覚で受ければいい入試だったと話します。

ノートと発表、何を準備すればいい?

講義ノートで見られるのは、文字のきれいさよりも、講義の内容をしっかり押さえているか、分かりやすく書かれているかです。
実は、メモを取るのはあまり得意ではなかったという瀧澤さん。そこで、学校の授業を使ってノートの練習をしました。

最初はきれいに書く練習。次に、どれだけ内容をつかめるかを意識して、単語をたくさん書き取る練習。最後に、マーカーで見やすくまとめる工夫。
「手が覚えていて、当日はすらすら書けました」

講義方式入試対策講座の動画を公開中!

大学では、講義方式入試の「模擬講義編」と「講義ノート解説編」の動画を公開しています。
瀧澤さんのおすすめは、動画を見ながら実際にノートを取り、学校や塾の先生に見てもらうこと。本番に近い形で練習できます。

さらに、聖学院大学の公式LINEに登録すると、講義方式入試対策講座の追加の録画も見られます。

受験した先輩から|「学校の先生と話すような気持ちで大丈夫」

大人数の前で話すのが得意ではない人には、めちゃくちゃ向いていると思います。試験は自分ひとりで集中して取り組めるし、発表で詰まってしまっても、先生が「ゆっくりでいいよ」と声をかけてくれます。学校の先生と話すような気持ちで大丈夫です。

ただ、緊張しすぎると、それまで準備してきたことを忘れてしまいます。逆に自信しかないと、変なことを言ってしまうかもしれません。ほどほどの緊張と、ある程度の自信を持って臨んでほしいです。

瀧澤さんの入学後のいま|政治も経済も経営も学べる、政治経済学科で

瀧澤さんが政治経済学科を選んだのは、ニュースがよく分からず、政治を学んでみたかったから。また、アルバイトや文化祭の模擬店での経験から、経営にも興味がありました。
今、力を入れているのは経営の授業です。ヒト・モノ・カネの中で、すべてを生み出すのはヒトだという学びは、高校生の時に文化祭で仲間と呼び込みをして売上1位になった経験と重なったといいます。
授業では、先生の解説のあとに「君たちはどう思う?」と問いかけられることも。入試で体験した流れは、入学後の授業にもそのままつながっています。

講義方式入試とは?

講義方式入試は、全学科共通の講義(高校生にも分かりやすい身近な社会問題がテーマ)を聞いてノートを取り、その内容を発表する総合型選抜です。

試験日 2026年12月19日(土)
出願期間 2026年12月1日(火)〜12月14日(月)
合格発表日 2026年12月23日(水)
試験内容 講義・ノート作成(30分)→ノート確認(15分)→発表(3〜5分)→面接(15分)
出願資格 評定平均値の基準はありません
検定料 30,000円(2回目の受験から10,000円割引)

講義を聞いて、まとめて、伝える。大学の授業を先取りする入試

講義方式入試で求められるのは、特別な知識ではありません。講義を聞いて要点をまとめ、自分の考えを伝えること。それは入学後の授業でも、就職活動の面接でも使う力です。
いつもの授業と同じ感覚で、大学の授業をひと足先に体験してみませんか。12月19日の3期に向けて、まずは対策動画で模擬講義を受けてみるところから始めてみてください。

入試の疑問や対策に活用!気軽に質問!LINEチャット相談

受験生の方対象のLINEチャット(トーク)による個別相談を24時間オープンしています!
聖学院大学LINEを友だち登録していただき、トーク画面からいつでも質問できます。お気軽にご相談ください!

受付時間
 平日(月~金) 9:00~16:00

  • 24時間質問を受付けますが、返信に時間がかかる場合があります。
  • 平日(月~金)9:00~16:00以外でのご質問については、翌日以降の返信になります。