政治経済学科の1年生を対象にした導入授業「社会への扉を開く」で、埼玉県庁の職員による出張講座が行われました。テーマは「埼玉県におけるSDGsの推進」。学生同士のディスカッションも交えながら、地域課題や持続可能な社会について考える、貴重な学びの時間となりました。
自治体のSDGsの取り組みを聞く貴重な機会
6月11日(水)、政治経済学科の授業「社会への扉を開く」において、埼玉県庁の職員を招いたSDGs出張講座が実施されました。
学生たちははじめに鈴木詩衣菜准教授によるSDGsの説明を聞き、前提となる知識を身につけた上で、埼玉県の職員による講座に進みました。
講座では最初に自治体が抱える人口減少や少子高齢化、環境課題といったさまざまな問題が紹介され、こうした問題はSDGsの取り組みと重なる部分が多いと説明。
そうした上で実際に埼玉県が取り組んでいるSDGsの政策が紹介されました。
SDGsについてディスカッション意見を交わす学生たち
講義の後半では、「SDGsに個人はどう向き合うべきか?」といった問いをもとに、学生同士でディスカッションを実施。それぞれの視点から意見を交わしながら、SDGsについての理解をさらに深めていきました。
県職員からは、「SDGsは国や企業だけでなく、私たち一人ひとりの行動が鍵になる」とのメッセージも。
学生たちは、実際の政策や事例から「SDGsは誰かの話ではなく、自分たちの暮らしに関わるもの」であることを実感。自分ごととして未来を考えるきっかけを得ました。