聖学院大学の人文学部日本文化学科では、座学で身につけた知識や問題意識をフィールドワークで深める「体験的な学び」を大切にしています。今回はその実践例として、2026年2月に実施された国会議事堂訪問をレポート。学生たちが何を感じ、どう成長したのか、「生きた学び」の姿をお届けします。

知識を「自分事」へ。日本文化学科のフィールドワーク

日本文化学科では「文学・語学」「歴史・思想」「文化論・比較文化」の3分野から日本文化を学びます。

明治から現代に続く歴史を学ぶ学生たちにとって、日本の近代立憲制の中心地である国会議事堂は、重要な場所の一つ。ただ建物を眺めるのではなく、憲法に基づき政治が行われる現場に身を置くことで、過去と現代のつながりを「自分事」として捉えることが狙いです。

座学で学んだ知識や問題意識を、実習(フィールドワーク)などを通じた体験的な学びと結びつけることによって、深化・充実していきます。

 

国会の深部へ。現役議員との意見交換で見えた世界

今回のフィールドワークでは、今井勇准教授「日本近現代史ゼミ」を受講する学生たちが参議院本会議場や中央広間などを見学しました。

見学後は、元・小学校教師の経歴を持つ古賀千景参議院議員との意見交換会を実施。
政治の現状や憲法改正、若者と政治の関わり方といったテーマから、将来の進路についてなど、幅広い対話が行われました。

議員の方の熱意や行動力に触れ、学生たちの「政治=難しい」というイメージは大きく塗り替えられました。

学生の声

  • 小学生以来の訪問でしたが、知識がついた今、本会議場の厳かな雰囲気から日本の未来を決める責任の重さを実感しました。自分の一票が未来をつくるという自覚を持ち、責任ある市民として行動したいです。」
  • 教職を目指す立場として、古賀議員の『教育現場の努力だけでは解決できない制度を変えたい』という言葉が響きました。現場の視点と社会全体を見渡す視点、両方を持つ重要性を学びました。
  • 卒論で特攻隊について執筆していることもあり、憲法改正や平和維持について直接お話しできたのは貴重でした。若者が政治に関心を持つきっかけを学校現場でも作れるのではと考えさせられました。

    社会とつながる学び

    日本文化学科のフィールドワークは、学んだ知識を実際の社会と結びつけて考える機会です。
    歴史を学び、現場を歩き、本物の声を聞く。その繰り返しが、予測不可能な未来を歩むための「自信」へと変わります。
    あなたも聖学院大学で、知識を力に変える、新しい自分に出会ってみませんか?

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