聖学院大学国際文化学科*では、実践的な学びを通して「国際対話力」を育成する取り組みの一環として、羽田空港サービスグループ(HAS-G)様にご協力いただき、3名の学生が羽田空港国際線ターミナルでの1日インターンシップを経験しました。
インターンシップに先立ち、英語教育機関バークレーハウスのネーティブ講師による、英語強化プログラム対象者向け・特別授業を実施。空港で実際に使われる表現や接客フレーズを学び、学生たちは現場で求められるコミュニケーションの基本を身につけました。
旅客サポート部でオリエンテーション後、実際の業務のオブザーブを行いました。
見学内容は、
* お手伝いの必要なお客様のアテンド
* 多言語対応の現場観察
です。
羽田空港サービスグループ(HAS-G)は、グランドハンドリング、国際貨物インサイド、旅客サービス、ケータリングなど、地上でのリレーを丁寧に繋ぐことで、飛行機を飛ばす仕事を担っています。
WEBサイト https://hanedaas.co.jp/recruit/
オリエンテーションでは「国際ターミナルが一番混み合う時間は?」など空港の1日の流れ等もレクチャーいただきました
これから業務開始。先輩にいろいろ教わります
Point1
空港では多数のスタッフが常に連携し、予期せぬ状況にも冷静に対処しながら業務を行っています。学生は、普段利用者として見えない部分に触れ、「空港が安心して利用できるのは、現場の多くの努力のおかげである」ことを実感しました。
Point2
英語だけでなく、中国語など複数の言語が飛び交う国際的な現場を体験。
スタッフが不安なお客様を明るい表情へと導く姿や、落ち着いた英語対応に触れたことで、「自分も言語を使って人を支えたい」と強く刺激を受けた学生がいました。
Point3
航空業界、観光業、接客業への志望が明確になり、現場体験が進路選択において重要な気づきを与える機会となりました。
学生A
羽田空港の現場を見学する中で、スタッフ同士の連携や安全確保のための綿密な業務の重要性を理解した。特に、お客様と英語で落ち着いて対応する姿に感銘を受け、自分も「言語で人を支える存在になりたい」と強く感じた。航空業界への理解と進路意識が大きく深まった。
学生B
空港スタッフが常にお客様の安全を第一に考えて行動している姿に深く感動した。特に、英語で丁寧に案内し、不安なお客様の表情が明るくなっていく様子が印象的だった。スタッフの立ち居振る舞いや美しい英語に触れ、「自分もこうした社会人になりたい」と強く思った。今回の体験を通して、英語学習への意欲がさらに高まり、将来は誇りと自信を持てる仕事に就きたいという思いが一層明確になった。
学生C
空港が「安全第一」を徹底するために多くのスタッフが見えない部分まで配慮していることを知り、その努力に感動した。多言語での案内を目の当たりにし、特に英語に触れた経験が刺激となり、自分も言語を通じて人を支えたいと強く思った。
本インターンシップは、語学学習の実践的意義を体感し、将来のキャリアを考える大きなきっかけとなりました。また、羽田空港サービスグループの皆様の丁寧なご指導・手厚いサポートにより、学生たちは安心して学びを深めることができました。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。