北本団地フィールドスタディ|現場で学ぶ地域活性化

政治経済学科では、教室内の授業だけでなく、実際に現地を訪れ、体験や観察を通じて学ぶ機会を重視しています。今回、学生たちは北本市にある北本団地を訪問。高齢化が進む商店街の現状や団地活性化の取り組みについて、団地を盛り上げる活動をしている「暮らしの編集室」やUR都市機構の担当者から直接話を聞きました。

商店街の変化と団地活性化の取り組み

北本団地は昭和46年に誕生し、最盛期には約3万人が暮らしていた大規模団地です。当日は、商店街活性化に取り組む「暮らしの編集室」の方々と、団地を管理・運営するUR都市機構の担当者から、団地の現状や課題について話を伺いました。

団地では住民の高齢化が進み、それに伴う購買力の低下によって商店街の活気が失われつつあるという課題が説明され、こうした課題に対し、「暮らしの編集室」を中心に、ジャズ喫茶「中庭」の開業や各種スタジオの開設、団地マーケットの開催など、団地内外の人が関われる場づくりのこれまでの取り組みが紹介されました。

また、その後学生たちは、団地内を実際に歩きながら実際の団地の様子を観察しました。

現場の声を受けて政策提案を再考

団地では、外国の住民も住んでおり、音楽や食が世代や国籍を越えて人が集まるきっかけになっているという話がありました。この説明を受け、学生は、以前さいたま市の政策提案フォーラムで提案した「音楽を活用した多文化共生」の内容を紹介。

これに対して実際にさまざまなイベントを企画運営してきた暮らしの編集室やUR都市機構の方から、「地域の日本人住民をどう巻き込むかが重要」「運営を担う人材や体制をどう整えるかが課題になる」といった企画を実施するための具体的なフィードバックをいただきました。

学生たちは、現場の意見を踏まえ、自分たちの提案の実現可能性や改善点について考える機会となりました。

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教室を越えて広がる学び ― 政治経済学科のフィールドスタディ

政治経済学科では、講義に加えてフィールドスタディにも取り組んでいます。実際の地域や現場に触れることで、教室で学んだテーマをあらためて見つめ直す機会となります。
資料やデータだけでは得られない気づきが生まれ、自分の関心や視野が広がっていきます。学びを社会と照らし合わせながら考える経験ができることも、本学科の特色の一つです。