聖学院大学サステイナビリティセンター(SSC)では、2023年度よりIKEA新三郷とサステイナビリティを推進していくために連携を強化しており、毎年、聖学院大学学生および教職員向けに「イケアサステナブルストアツアー」を実施しています。今年度はIKEA新三郷とのコラボレーション企画として、7月にイケアのスタッフの方を招いての第1弾企画「出前授業」、第2弾に学内での「プラントボール試食会」を実施した上で、第3弾として「イケアサステナブルストアツアー」を実施しました。ツアー当日はIKEA新三郷を訪問し、ストア内を案内いただきながら、イケアのサステイナブルな取り組みについてお話いただきました。
今年も9月18日(木)に「イケアサステナブルストアツアー」を実施しました。今年で3回目となるツアーには学生16名、教職員3名の計19名がIKEA新三郷にお邪魔しました。
ツアーでは、ストア内のショールームエリアや「サステナブルに暮らすアイデア」エリア、スウェーデンマーケットなどを回りながら、それぞれのエリアの担当者にイケアのサステイナビリティに対する考え方や取り組みについてお話いただきました。また、普段は入れないリサイクリングエリアや倉庫、リカバリーコーナーにも案内いただき、イケアが実践している取り組みを目の当たりにし、参加者からは感心する声であふれていました。さらに、イケアの人事担当者からは公平性や児童労働撤廃に向けた取り組みについての紹介もあり、SDGsの17個のゴールをどのように網羅し、達成するために取り組んでいるかを伺うことができました。
ランチでは環境に配慮されたプラントベースのキーマカレーとベジボール、プラントベースのソフトクリームを実食し、食におけるサステイナブルな選択についても学ぶことができました。
参加者からは、イケアのリサイクルや食に対する取り組みを知ったことで、自分の生活の中でもごみの分別やリサイクルに意識を向けたい、プラントベースの食品を身近に感じることができたなど、「自分ごと」に繋げている声が多く、ツアーがSDGsを自分ごととして捉えるきっかけとなっていたようでした。
ツアーの様子は、聖学院広報センターnoteにて詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。《noteはこちらから》
・授業の中で理解していたSDGsは「環境の為に我慢する」といった考えだと曲解していたが、イケア内で行われていた活動からは我慢や忍耐ではなく共存のような考えを感じることができ非常に好感が持てた。(心理福祉学部心理福祉学科1年)
・普段食べている食事と遜色のない満足感を得ることが出来とても美味しかったです。それなのに作る過程での二酸化炭素などの排出量が少ないというメリットが沢山あって驚きました。(人文学部子ども教育学科1年)
・言葉で聞くだけだと忘れてしまうサステイナブルな取り組みも実際に見ることで理解を深めることができました。(人文学部欧米文化学科1年)
・イケアさんの環境に対する工夫や働きは、環境をより良くしていきたいという気持ちがとても良く伝わってきました。自分自身も私生活の中で少しでもリサイクルや分別を意識していきたいと思いました。(政治経済学部政治経済学科1年)
サステイナブルな原材料としての竹の利点について学ぶ様子
ソフトトイの中素材にもSDGsの要素が詰まっています
サーキュラーサービスについても教えていただきました
プラントベース製品の開発についての話も興味深かったです
ランチで実食もしました
包装を少しでも小さくする企業努力を体験ワークで実感