堀 誠 早稲田大学名誉教授による研究発表
2025年7月26日、聖学院大学人文学部日本文化学科は、第161回和漢比較文学会例会(東部)を共催しました。和漢比較文学会は、日本古典文学と漢語文化圏の文学・文化との比較研究を目的とする学術団体。今回の例会では、和歌と中国の名所、白居易の絵画記述、日本近世・近代の「痴」など、多彩な研究発表が行われました。
【研究発表】
・趙彬氏「和歌と中国の名所―漢詩文に見られる地名はどのように翻訳・翻案されるか―」
・宋春暁氏「白居易と屏風―『白氏文集』の絵画記述とその展開について─」
・堀誠氏「日本近世・近代における「痴」をめぐって」
日本文化学科からは、濱田寛ゼミの大学院生・学部生、木下綾子ゼミの学生、学生会役員らが運営をサポート。受付業務や資料配布、ハイブリッド開催の機材管理などを担当し、研究発表を真剣に聴講しながら、学会運営の実務を体験しました。
学生たちは、学術の現場に身を置くことで、専門知識の深化だけでなく、今後の学びへの意欲を高める貴重な機会を得ました。
学会の受付業務を経験する学生たち
研究発表会はハイブリッド形式(会場参加・オンライン参加)で行われました
当日は本学チャペルのパイプオルガンの音色を楽しむ時間も持たれました