2026年4月1日、聖学院大学・大学院の入学式が挙行されました。パイプオルガンの重厚な調べと、学部ごとに色を変えるアカデミックガウン。キリスト教の伝統に裏打ちされた厳かな雰囲気の中で行われるこの式典は、本学が大切にする「一人ひとりをかけがえのない存在として認める」精神を象徴する場でもあります。新入生、在学生、そして大学が共鳴した、希望に満ちた式典の様子をお届けします。
聖学院大学の入学式は、チャペルでの礼拝形式で行われます。新入生は、政治経済学部のダークグリーン、人文学部のロイヤルブルー、心理福祉学部のワインレッドと、スクールカラーのアカデミックガウンを着用。今年度は、大学の教育活動を精神的に支える「チャプレン」の任職式も併せて行われ、学問と人間形成が地続きであることを改めて示す機会となりました。聖歌隊の澄んだ歌声やハンドベル・クワイアの軽やかな音色に包まれ、参列した家族や在学生も、新入生の晴れの日を温かく見守りました。
式典の核心である言葉の数々は、新入生の心に深く刻まれました。小池茂子学長は式辞にて「真理はあなたたちを自由にする」という聖句を掲げ、「情報が溢れる現代だからこそ、自分の目で確かめ、思考する力を養うことで、誰にも振り回されない『真の自由』を手に入れてほしい」と、大学での学びの意義を強く訴えました。
新入生代表の政治経済学科・小林さんは「学業への研鑽、平和への貢献、隣人への愛と人格形成に努めることを誓います」と宣誓。国際文化学科・山﨑さんは自身の経験に触れ、「異なる背景を持つ人々と出会う中で、言語を学ぶことの大切さや自分の思いを相手に伝えることの重要さを実感した。これからは国際文化学科での学びを通じ、変化を恐れず多くの人とつながり自分の世界を広げ、周囲の人と共に成長できる道を模索したい」と力強く語りました。また、在学生代表の川村さんは「悩むことも、立ち止まることもあるはず。でも、ここには共に悩み、支えてくれる仲間や教職員がいます。安心して挑戦してください」と、実体験に基づいたエールを贈り、会場は一体感に包まれました。
聖学院大学の入学式で最後に全員で歌った「大学の歌:ミレニアム希望の賛歌」の歌詞にあるように、新入生たちは「希望」を胸に、自らを更新し続ける旅に出ます。482名の一人ひとりが、この学び舎でかけがえのない価値を見つけ出し、真に自由な存在へと成長していくことを、大学は全力でバックアップしていきます。