大学の取り組み
2025年7月9日(水)、聖学院大学チャペルにて、SDGs専門書籍『SDGsで世界を探求するー9つのテーマから学ぶ』(聖学院大学出版会、2025年4月発行)の刊行を記念したトークイベントが開催されました。
本イベントは、国際希望デーに因んだ「SSC×SDGs Week 2025」の一環として行われ、平和への願いとともに、聖学院大学ならではの学際的なSDGsの取り組みが紹介されました。
本書は、聖学院大学サステイナビリティセンター監修のもと、鈴木詩衣菜氏(政治経済学科)編によってまとめられたもので、全章が聖学院大学に所属する若手教職員によって執筆されています。SDGsというグローバルな視点を通して、各教職員の専門分野と社会課題との接点を探り、持続可能な未来への可能性を提示しています。
特筆すべきは、音楽、美術、文学といった芸術分野の視点も盛り込まれている点です。これは、聖学院大学が持つ学際的な教育・研究の強みを活かしたものであり、SDGsの17の目標に直接関わるテーマだけでなく、それらを横断的に捉える視点が豊かに展開されています。
イベント当日は、執筆者によるトークセッションが行われ、それぞれの専門分野から見たSDGsの世界に触れる貴重な機会となりました。
トークセッションでは、専門的な知見とSDGsの理念が融合し、聖学院大学ならではの視点が鮮やかに描き出されました。
参加した学生たちは、各登壇者の専門的な視点とSDGsとのつながりに触れることで、学問が社会課題と結びつく瞬間を体感。SDGsへの興味・関心が一層高まるきっかけとなった本イベントは、聖学院大学ならではの学びの広がりを象徴する場となりました。
登壇者とトークテーマ(一部)
音楽、美術、文学の観点も盛り込まれた本書は、学際色豊かなSDGsの世界が展開されており、SDGsの17の目標に直接関わるテーマから、各目標と横断的に関わるテーマなどを概観することができる「最初の専門書」。