高校までの授業と違い、ゼミは少人数で行われる「研究型の学びの場」です。先生が答えを教えてくれるのではなく、学生同士が意見を交わしながら、自分たちで深く考えていくのが特徴です。学生同士の活発な意見交換もあれば、自分の探求テーマとじっくり向き合う時間もあるのがゼミの授業形式です。

6月11日、心理福祉学科では2年生を対象にゼミ選びのためのガイダンスが行われました。ゼミを持つ先生一人ひとりが登壇し、「こんな学生にきてほしい!」をアピール、ゼミの面白さ、専門を深堀する意味について知る機会となりました。

「好き」を深堀り!ゼミって面白い!!

中谷茂一教授「子ども・家庭福祉論ゼミ」

中谷茂一教授「子ども・家庭福祉論ゼミ」

自分で選ぶ!-大学ならではの経験

ゼミナール(ゼミ)は、大学で行われる少人数制の授業のことです。高校の授業のように先生が一方的に話すのではなく、学生同士で話し合ったり、発表したり、意見交換をしたりするスタイルが多いのが特徴です。ゼミは「自分の興味があることを、仲間と一緒に深く学べる特別な時間」です。マイテーマや将来やりたいことを見つけるヒントとなり、大学生活においてとても大切な経験になります。

ゼミで身に付く力
- リサーチ力:文献を読むだけでなく、実際に街に出て情報を集める力
- 討論力:自分の意見を論理的に伝え、相手の考えを聞いて深める力
- 表現力:わかりやすく発表し、相手に伝えるプレゼン力
- チームワーク:仲間と協力して一つの研究を進める力

西村洋一教授「社会心理学ゼミ」での実験風景

西村洋一教授「社会心理学ゼミ」での実験風景

2025年度開講ゼミ

赤畑淳教授「精神保健福祉論」
石原まほろ准教授「産業・労働心理学」
小沼聖治准教授「生活支援論」
谷口恵子准教授「スクールソーシャルワーク論」
中谷茂一教授「子ども・家庭福祉論」
西村洋一教授「社会心理学」
長谷川恵美子教授「臨床心理学」
長谷部雅美准教授「高齢者福祉論」
村上純子教授「家族心理学」
望月隆之准教授「障害者福祉論」
元田宏樹教授「福祉政策論」
和氣大成准教授「コミュニティ心理学」
渡邉孝継准教授「応用行動分析学」

<参加学生のコメント>
ゼミと聞くと、普段の講義よりも少し大変そうなイメージがありました。でも今回の話を聞いて、食事会があったり、合宿に行くゼミもあって「楽しそう!」と印象が変わりました。
直接先生のお話を聞いたら、「このゼミも良い!あのゼミも良い!」と気になってしまい、候補を絞るのに苦労しそうです・・・オフィスアワーの時間に、興味を持ったゼミの先生のところに行ってみて、改めて詳しい話を聞いてみたいと思います。

当日の様子 Photo Gallery