| 戦後史の中で日本とドイツの歴史はしばしば比較検討の対象であった。その主たる理由は両国が共に戦後驚異的な経済的復興と発展とをとげたことにある。しかしこの度の国際シンポジウムでは、経済的な側面に傾斜している両国の戦後史の比較研究に対して、より精神史的な深層に踏み込むことによって、両国の戦後史の諸問題を比較検討してみたい。すなわちこのシンポジウムでは、宗教の問題、とりわけ宗教と教育の問題に焦点をあてることになる。シンポジウムでは、戦後日本の教育と宗教政策について、また戦後ドイツにおける教育と宗教の問題について、さらには両国の戦後処理にあたったアメリカの基本政策について、という三つの切り口からの報告と議論がなされる。
日時:2004年11月29日(月)10:00〜15:00 (開場9:30) 場所:聖学院大学
参加費:無料
基調講演 「戦後日本の教育と宗教政策」 東京大学名誉教授 田丸 徳善
パネリスト
アンドーヴァーニュートン神学大学名誉教授 ウィリアム・ジョンソン・エバレット
ミュンヘン大学教授 フリードリィヒ・ヴィルヘルム・グラーフ
コーディネータ:深井 智朗 聖学院大学総合研究所助教授
通訳:近藤 正臣 大東文化大学教授 藤原 淳賀 聖学院大学総合研究所助教授
田丸 徳善
東京大学名誉教授
1953年、東京大学文学部宗教学科卒業。同大学院に進み1955〜60年 Bonn大学ならびにHarvard大学に学ぶ。1964〜73年 立教大学に在職、1973年東京大学文学部助教授、83〜91年 同教授。84年から3期にわたり日本宗教学会会長を務めた。主な関心領域は宗教学、哲学、比較文化論。著書に『宗教学の歴史と課題』、共著には『世界に宗教』『神々の和解』Religion in Japanese Culture など。
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